フライスカッター製作

CNC1310 セットアップ途中の寄り道。回転半径25mmくらいのフライスカッターを作りました。フライス盤で金属表面の平面出しをするためのツールです。本体は19x22x60のミガキ角棒、軸はΦ12×70のミガキ丸棒。チップは12.7mm角の正方形チップを4mmエンドミルで掘った15×15のポケットにM4のネジで止めてあります。

軸と本体の結合は、Φ12のリーマー穴にロックタイトを塗った軸を差し込んだあと、Φ4の貫通リーマー穴をあけてこれまたロックタイト付きのステンレス棒を挿して回転止めにしています。ねじ止めも考えたのですが、分解メンテすることもないので永久固定式にしました。ロックタイトは嵌め合い用の638を切らしていたのでネジ用の271を使いましたが、ピン止めしたこともあって全く問題なしです。

実は1回へまをしています。最初はチップ抑えネジを回転進行側につけていて、チップ前側に隙間が空いていました。この状態で削ると不規則に毟れたような跡がつきました。作業後のカッターには隙間に削り屑が詰まっていて、この屑画面を荒らしてしまうようです。

なので、チップを後ろ側から抑えるように変更すると、きれいな面が出るようになりました。(写真が下手すぎで分かりにくいですが…)

これで何を作るかというと旋盤用の治具でして、CNC1310用の部品を作るための治具を作るための治具、というよくある自作沼にハマっています。

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