4年前に購入した中華ミニCNCです。PCBの切削加工用に購入したのですが本格運用前にボードが死んでしまって、ボード交換のついでにモーター換装に手を出したものの放置してました。これを復活させたい！ 現状はこんな感じ。
コントロールボードをMSK DLC V2.1に、モーターを775からブラシレス250Wモーター(LD42WS-250W)に変えて、リミットスイッチも付けようとしたところで放り出した感じです。XYZ軸のモーター線だけは繋がっているものの、他は何がどこまで済んでいるのか覚えてないのでイチから見直していきます。
モータードライバとしてA4988モジュールが載っていたのでPopoluサイトを参考に電流設定。IMax=Vref/(8*Rcs) に対してCNC1310に使われているステッピングモーターの定格電流は1.3A。Rcsには0.1Ωがついていたので、設定すべきVrefは1.3*0.8=1.04Vになります。設定用半固定抵抗の金属部分にVrefが出てきているので、こことGND間の電圧が1.04Vになるように設定します。ちなみに実際にモーターに流れる最大電流はマイクロすってぷの分割数によって変わります(データシートのP.17のTable 2)。マイクロステップを使用しないフルステップではここで設定した値の70.71%が、1/2以上の分割では100%が流れます。なのでフルステップで使用する場合はさらに0.7で割った値で設定することになります。わざわざA4988使ってフルステップということもないと思いますが。
この後、XYZ3軸のモーターが動くことは確認できたものの、移動距離があってませんでした。10mm指示に対して4mmくらいしか動かない感じですが、この辺はgrblファームウェアの設定の問題です。次回はgrblファームウェアの更新と設定見直し予定。